アールリバーサル ルーツ&ヒストリー
私は開発した泉と申します。私は子供の頃からモノ系雑誌を読むほど、モノへのこだわりが強く、とりわけ身につける靴や、下着にこだわりがありました。
そして、ある疑問を抱いていました。当時、男性用下着は白いブリーフしかありません。それをすごく不満に思うとともに、女性用下着の種類の多さに「?」でした。カタチが複雑なのは、男性なのに。
小学生、中学生になるにつれ、世間で販売している男性下着の種類が増えていきました。最初に「トランクス」、その次は「ボクサーパンツ」。母親に頼んで、どちらも買ってもらいました。でも、買ってもらった下着には不満でした。
学生時代は自転車に没頭。自転車競技のレーサーパンツは、今の様な立体的な形ではなく、体操服の延長。それでも値段は結構高かった事を覚えています。汗をかく環境でパンツへのこだわりは、より鮮明に。
社会人になると、モノ好きが興じ、流通業に。流通では、モノが売れていくのがおもしろくてたまりませんでした。そして、商品開発にも携わりました。下着やパンツとは、カテゴリーこそ違いますが、製品開発のノウハウ、そして売れるモノについて学びました。
その後、インターネットで世界が近くなると、世界中(アメリカ、イタリア、オーストラリア)から自分の下着の理想をもとめ、ボクサーパンツを買いあさりました。が、満足できません。
縫えない、コネない、知識ない、という状況にもかかわらず、商品開発の経験が活かせそうな気がして…独立。電話で調べまくった工場探しから始めて1年半、ようやく製品が完成。
全く売れなかった製品の営業先でたまたま展示会出展を勧められ、出た展示会でたまたま雑誌に大きく取り上げられるも、発売直前に生地が終売し・・・
という状況からスタート。楽しく下着開発に日々奮闘しています。
本当にありがとうございます!!
泉 覚士
泉と申します。
ご覧いただき、
ありがとうございます。
about R-reversal
”3%”の危機感を持って、
ものづくりに挑戦。
国勢調査によると、1990年台アパレルの日本国産比率は約50%、しかし、2014年に入ると3%に低下しているそうです。弊社の周辺でも最近になって廃業した工場もありました。日本の工場従事者も50万人減っているそうです。数字上の減少もさることながら、従事者の高齢化が進み、新規若年層の従事者はほぼ皆無といった状況です。これは、中期的に見ると、繊維業界における日本のものづくりが消滅してもおかしくありありません。
日本は”ものづくりの国”と言われていますが、海外製の製品も品質は向上しています。正直、”ものづくりの国”が揺らいでいると認めざるをえない状況です。これは日本人として寂しい限りです。もともと私は下着に関して素人でした。しかし、当然、下着ユーザーであり(!)、長らく問題意識を持っていました。アールリバーサルでは、日本製造業が生き残る道として、ユーザー視点、マーケット視点を貫き、独自の視点で3%の危機感を持って、日々のものづくりに挑戦してまいります。
開発のヒントは、
下着以外の製品でした。
製品を開発したのは、アパレルメーカーでもスポーツメーカーでもありません。開発者が、学生時代に自転車競技をやっていたことにさかのぼります。今でこそ、自転車競技用のレーサーパンツは進化してきていますが、当時は、いわば水着が長くなった程度の製品。形の簡素さゆえ、インナーへの不満を強く感じたため、以後、下着への問題意識を持ち続けていました。一方で商品開発の仕事に携わっていたので製品を開発していくプロセスやノウハウは持ち合わせていました。しかしながら、衣料品に関する開発は素人同然。それでもプロアスリートに多数ご愛用していただけるようになるまでには、2年以上、300回以上の試作開発や試着を何度も繰り返した結果です。その製品に関し、開発のヒントになったものは、意外にも下着以外の製品。ホールドアップボクサーは5本指靴下、メッシュウィングはホールドアップボクサーに加え蒸れないリュック。リピーターさんが続出している唯一無二のはき心地をぜひお試しください。
会社概要
R-reversal underwear
spring-garden inc.
since 2010
代表 泉 覚士
住所 大阪府摂津市千里丘東3-6-18-1F
電話 072-645-6088
mail info(※)r-reversal.co.jp
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